「よし、ニキビを改善する方法が分かった!本気でニキビケアを始めるぞ!!」と
意気込んではじめたものの、ついつい甘い誘惑に負けて……
脂っこいものを食べまくったり……
ごはんや麺などを大盛で食べてしまったり……
わかっていながら夜更かししてしまったり……
タバコとお酒がどうしてもやめられなかったり……
結局長く続かない…… そんなことは無いでしょうか?
私もニキビケアの方法を知ってから数週間の間に何度も誘惑に負けてしまったことがあります。
そして翌日にはまた新しいニキビが……
この経験から、人が何かを継続しようとするときに必要なのは、意志でも決意でもモチベーションでもなく「環境」と「期限」の力しかない事を思い知らされました。
人を変えるのは「環境」と「期限」だけ
この言葉を教えてくれたのは、私に勉強を教えてくれた先生です。なかなか続かない勉強を習慣化する、継続するために口酸っぱく言ってました。
これは、勉強だけでなくニキビケアにもそのまま当てはまる言葉だと理解したのです。
この記事では、ついつい途中で挫折しがちなニキビケアを改善するまでしっかり継続していくためのコツを紹介していきます。
あなたのニキビ改善にもお役立ていただけると嬉しいです!
目次
人の意志は思った以上に弱い
最初に、なぜニキビケアが継続していかないのかを説明させていただきます。
ニキビに悩む多くの人は、ニキビの改善方法を知っているのです、にも関わらず始めたはいいものの「継続が出来ない」。
この理由は「意志、決意、モチベーション」によるものが行動をするきっかけになっているからです。
人の意志はとても弱いです。
たとえば、ダイエットをしているにも関わらず「今日だけなら」「一回だけなら」とついつい甘いものを食べてしまったり、禁煙をしているのにも関わらず「一本だけなら」「お付き合いだから」などとつい誘惑にまけてしまったりする事が挙げられます。
決意なんてその時の感情にすぎません。忘れれば元通りです。早ければ数時間後には忘れています。
人の感情には波があります。バイオリズムはそれぞれですよね。調子がいい時もあれば悪い時もある。モチベーションなんて高い時もあれば低い時もある。よほどの超人でもない限りずーーーーっと高いまま継続するわけがないんです。
人が継続できない理由は「意志、決意、モチベーション」に頼っている、行動原理になっているからです。
逆に、「○○日後までそれをし続けないと、死にますよ」と言われたら何が何でも続けますよね。
これが次に説明をさせていただく「環境」と「期限」です。
人を変えるのは「環境」と「期限」だけ
まず、私の先生が口酸っぱく言っていたこの言葉の意味を紹介させていただきます。
先生の場合は「勉強」をいかに続ることが出来るかという点での発言でした。
しかしながらこれはニキビケアを始め、継続が必要なものであれば何にでも当てはまるのです。1つずつ説明させていただきますね。
人を変える その1「環境」
1つ目は自分の周りの「環境」を変えるということです。
たとえば、勉強でいえばその妨げとなるゲームやスマホなどを簡単には手の届かないところに置くなどですね。予備校に通うというのも「環境を変える」行動の一つです。予備校なんて勉強をしに行っているのだから勉強するしかないですものね。
先生は、極力目移りしない環境を作るように言ってました。
ゲームは出すのが面倒くさいレベルで片づける(すべてケースに収納し、脚立でなければ届かないようなところに置く)ケータイは電源を切って部屋の外へ置く等です。
もう一つの環境を変える方法が「人に約束をする」という事です。
「○○に合格するんだ!!!」とできるだけ多くの人に宣言をします。すると出来なかったときのことが怖くなり頑張って勉強をせざるをえなくなります。
他人を利用して自分に制約をつけるという事です。
「○○に合格できなかったら、1万円はらうから覚えておいてね!」というのもよいかもしれません。それが嫌で一生懸命やるでしょうから。
人は、快楽を求めるよりも不快感から逃れようとする生き物なので、その習性をうまく利用した作戦とも言えますね。
このように自分の周りの「環境」を変えることが1つ目のコツです。
人を変える その2 「期限」
期限とは、平たく言うと「締め切り」です。
例えば、受験や試験であれば受験日や試験日がその期限になります。何かを発表するのであれば発表会の日やプレゼン当日が期限にあたりますね。
人は、期限があるから行動できます。この日までにしっかり仕上げるんだ!とその日があるから頑張れるのです。
逆に、期限がなかったとしたらどうでしょうか?
いつまでたってもダラダラと。いつまでたっても終わらない。終わらせる気もなくなる。
「いつまでだっていいんだから、最悪やらなくってもいいや」ってなりませんか?
人が変わる2つ目は「期限」です。
「ダイエット」「禁煙」などにも置き換えられる
ここまで説明させていただいた「環境」と「期限」は、継続が難しいダイエットや禁煙にも置き換えることができます。
ここでは、ダイエットを継続させることを例に説明をさせていただきます。
環境を変える
- 外食をやめる。
- 帰りにコンビニに寄らない。余計なものは買わない。
- ランニングの為にあえて高い運動靴を買う。
- それでも続かないようであれば起きてすぐランニングできる衣装で寝る。
- 走らないにしても、その格好で1歩でも家から出る。
- 腸内環境改善サプリを買う。
- 炭水化物を取らない(家にある炭水化物はすべて処分する)
- 通勤時、あえて1駅分歩く。
- 自転車通勤にしてみる 高いロードバイクを買う
- 友人に○○キロ痩せる宣言をする。自分に罰を科す。
等々、色々と思いつくと思います。これが環境を変えるという事です。
ちなみにライザップに通うというのも「環境をかえる」一つの手段です。専属トレーナーからも結果にコミットするためのアプローチがすごいです。他力を使って自分の環境を変えるいい例と言えます。
期限を設ける
- 気になるあの子と一緒に次の夏に海に行く約束をする。
- ○○月までに○○キロ痩せる宣言をする。
- 友人の結婚式までに○○キロ痩せる。
- 次の健康診断で高評価を取る。
等々、ほかにも色々出てきそうですが、期限を設けるのはこんな感じです。
同じように、禁煙も「今あるタバコとライターをとりあえず捨てる」「周りの人に禁煙宣言をする」「禁煙外来に通う」など環境を変える手段はいっぱいあります。
そして、それはもちろん今悩んでいるニキビをケアしていくのにも同じことが言えます。
環境を変え、期限を設け、続けるうちに「ここでやめたらもったいないな」と思い始めたらもう勝ちも同然です。
ニキビケアに応用する
ニキビケアへの応用するとこんな感じになります。
環境を変える
高い保湿効果をもった保湿化粧品を買う
市販の物ではなく、高い保湿をもった保湿化粧品に変えてみましょう。
ドラッグストアに売っているような市販の物と比べると確かに何倍も値段がするので、最初は買うのに抵抗があるかもしれません。しかし1度買って使い続けるうちに肌のコンディションがみるみる良くなっていくのを感じるはずです。
そして、使っているうちきっとこう思うようになります。
「こんなに高いものを使っているんだから、しっかり改善していこう」
「ここで前の状態に戻ったらいやだな……」
こう思えてきたら勝ちです。無意識に脂っこいものは避けるようになりますし、大盛の注文もあえてしなってきます。夜更かしもしなくなればお酒も避けるようになりますし、タバコも何のために吸っているのかわからなくなってきます。
これが自分の環境が変わったという証拠です。
そうなってからは早いですよ。
2ヶ月~3か月後には今までが嘘だったかの如く見違えて肌のコンディションが良くなっていきますから。
少々高くても肌に優しい洗顔料を買う
保湿化粧品と同じですが、高い洗顔料を買うのも環境を変える1つです。
生活習慣の改善と違い、日常を変えることなく無意識のうちに徐々に肌のコンデイションを良くしていけます。
保湿化粧品と同じく、「高いもの使ってるんだから、無駄にせずしっかり改善していこう」と思い始めるきっかけになります。
ビタミンのサプリメントを買う
ビタミンのサプリメントも、夜に飲むだけで簡単に不足しがちなビタミンを摂取することができるので購入をおすすめします。
ビタミンも本当は日々の食生活のなかで摂取できればいいんでしょうけど、なかなか「野菜中心の食生活にするぞ!!」と意気込んでも続かないことは目に見えています。
だったら無理なく、寝る前にちょっと飲んで終わりのサプリメントの方が続けやすいです。
買ってしまった手前、もったいなさから全部飲み切ってしまうと思います。そうなったらこっちのもんです。
飲まなくなったとたんにビタミンが不足しがちになり肌が荒れてくるので無意識にまたサプリを飲むようになります。
意識せずに肌のコンディションを回復させていけるようになれれば何の無理もなく続けることができますよね。
そんなに高いものでもないですし、買うのも3か月に1度だけなのも続けやすいポイントです。
炭水化物を押さえる
食事の中で、炭水化物が抜ける日は意識して抜いてみましょう。特に夕飯ですね。
お弁当を買ってくるのではなく「おかずだけ」にするといいですね。
炭水化物の摂り過ぎは、糖質の過剰摂取になります。糖質を大量摂取するとニキビの原因となる皮脂が過剰分泌されます。
朝や昼ならまだしも、夜は食べた後動かないのでエネルギーの消費もできないですからね。ニキビの為にも夕飯は炭水化物抜きをおすすめします。
私は、ニキビケアを始めてから今でも夕飯は炭水化物をとらないようにしています。ポッコリしていたお腹もへこんでダイエットにもなり一石二鳥になっています。
ただ「抜く」だけなので何の苦労もありません。ごはんを炊かなくていい分手間が減って楽になります。
その分、お肉や野菜はがっつりたべてますよ。決して我慢はしていません。
ちょっと高価でも肌に優しい良い日焼け止めを買う
あなたは日焼け止め、日常的に塗ってますか?
ニキビが紫外線に当たると、とても消えずらい色素沈着がたの茶色ニキビ跡に変色します。いくら肌のコンディションを上げていったとしても、肌の生まれ変わりには限界があります。
肌は、特にニキビ肌は紫外線に当てない事を意識したほうが良いです。
しかしながら、ただ塗ればいいってものでもありません。
肌に優しい、刺激を与えない日焼け止めを塗りましょう。下手なものを塗るとニキビが悪化しかねません。また、毛穴を詰まらせて新しいニキビを作り出すことにもなりかねません。
ちょっと高くても、肌に優しい日焼け止めを塗るようにしましょう。洗顔→保湿のあとについでにさっと塗るだけなので簡単に習慣化できますよ。
日焼け止めについては下の記事にまとめてますのでよろしければ合わせてお読みいただければと思います。
皮膚科に行く 薬を買う
まずは、今あるニキビをしっかりと治療しましょう!いくら保湿化粧品をつかっても、いくら肌に優しい洗顔をしてもニキビは治りません。
ニキビを治すことが出来るのはお医者様か薬だけです。
皮膚科にいってもらってくる薬が1番効果があると思います。私もニキビに悩んでいた時はずっと皮膚科に通っていました。もらっていた薬は「アクアチムローション」というものです。
確かに効果は凄く、できてしまったニキビは抑えられるのですが、肝心なニキビ予防ができていなかったので長年悩まされていたのです。
ニキビは「ニキビ治療」と「ニキビ予防」の2つがしっかりできて初めて改善したといえます。
できてしまったニキビはしっかりと治し、その後は新しいニキビができないように「予防」していきましょう。
ちなみに私はちょっとニキビができたときはテラ・コートリル軟膏という市販薬で早期に治療してます。弱いステロイド剤でほんと数日できれいに治ります。
市販薬についてはこちらにまとめさせていただいております。合わせてお読みいただけると幸いです。
期限を設ける
気になるあの子と遊びに行く約束をする。
私のニキビ改善のきっかけは「魔法使いにならない事」が目標だったので、ぶっちゃけこれが最大にして最強の「期限」と言えます。
気持ち悪いブツブツの顔で嫌われたくないですよね。
せめて遊びに行く約束がとりつけたのであれば、その日までになんとか少しでもニキビを改善させてやりたいと思うじゃないですか?
こうやって期限を設けると、否が応でも「少しでも良くする」方向に体は勝手に動いていくんです。
「最終的に告白出来たらいいな~」なんて、いろいろな妄想にふけながら無意識にニキビにとって悪い事は避けるようになります。
逆に、まだ勇気がなくて女の子を誘えないようであっても「期限」を設けることで解決できます。「〇月〇日に誘う声をかける」と決めてそれに向けて改善していくのです。
早くしないと、気になるあの子も他の男に取られますよ!!!!(1敗)
まとめ
今回は、ニキビケアを継続するために必要な「環境」と「期限」について説明をさせていただきました。
「環境」と「期限」を設けると「無意識」に体は動いていきます。これが習慣化の力です。
無意識だから、苦しくもない、続けなきゃ!というのも無くなります。
いままでどうしても続けられなかった方は、是非「環境」と「期限」の力を使ってみてほしいです。
また、お金で解決できるものはお金で解決するのも立派な手段の一つといえます。
たとえば記事中で書かせていただいたライザップですが、よくよく考えてみると「ダイエット」なんてお金なんか一切かけずにできるじゃないですか? 朝早く起きて走る、だとか食事制限をするだとか。1円もかけずにダイエットなんてできますよね。
それでも続かないから、続けられる環境を「お金」で買うのです。
ライザップに通う事で徹底した栄養管理、運動量を期限内にこなすことができる。心が折れそうなときは専属トレーナーのエールがある。最終的に結果にコミットして痩せられるのです。
私の場合は、友人から勧められた高価な保湿化粧品の購入がそのきっかけでした。
市販の物をつかっていたら、食事に気を使う事もなければ夜更かしも止まらなかったでしょう。結果的に「魔法使い」になっていたかもしれません。
お金で「環境」が手に入るようであれば、お金で解決してしまうのも1つの手段ですよ。
あなたのニキビの悩みが1日でも早く解決することを願っています。
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