私がニキビに悩んでいた時、近所のドラッグストアの男性用スキンケアの棚にある殆どの洗顔料を試しました。しかしながら、私のニキビは改善せず、ニキビ跡も全然薄くならずじまいで…
結局のところ市販の洗顔料の中には、私の肌に合った物は無かった
これが私の結論です。もちろん、色々な肌質の方がいらっしゃいますので一概には当てはまらないと思います。ニキビに悩んでいない方などは、市販の物でも一押しの物があるかもしれません。
ですが、ニキビに悩む男性は「何かしらの原因があってニキビができる」「何かしらの原因があってニキビ跡が薄くならない」という事が共通してあげられます。私の原因の一つがこの「洗顔料選びの失敗」だったのです。
市販の洗顔料を色々試してきた中で、これは少しはマシだったかなぁ?というものをランキング形式で紹介します。ただ、良くなっていかなかったですけどね。ドラッグストアで売ってますし、とても安価なので、「ちょっと試してみたい」という方は是非試してみてもいいのではないかと思います。
市販洗顔料ランキングに続いて、
・大人ニキビに市販の洗顔料をあまりお勧めしない理由
・大人ニキビに悩む男の洗顔料選びのポイント
・そんな私がオススメする洗顔料BEST3
・洗顔方法もチェック(正しい洗顔方法)
も合わせて紹介させていただきます。
目次
市販品の洗顔オススメランキング
ニキビに悩みまくっていた私が「ちょっとはマシだったかな?」と感じた市販洗顔オススメランキングです!いずれも2回はリピートしているのでそれぞれ半年ぐらいは使ってます。
半年で買い替えた理由は、ニキビの防止にならなかったからです。ただ1位の「ダヴ クリーンコンフォート 泡洗顔」はZIGENとNon.Aを使うまで何度も使ってました。
市販品を試しまくって結局これに落ち着いていたという感じです。
1位:ダヴ クリーンコンフォート 泡洗顔
1位は、ダウ クリーンコンフォート 泡洗顔です!
つかっていた理由は、「良さそうで、そこそこ安かったから」
当時は洗顔料にお金をかけるなんて考えも無かったですから、この安さは魅力的でした。ZIGENを知るまでは何も考えずにコレを使ってました。まぁ、私の場合コレを使ってもニキビはでき続けてましたけどね。
それでもオキシーとかの高刺激の洗顔料に比べたらだいぶマシです。(オキシーは泡立てずに使っていたのでそれが原因という事もあるかもしれませんが)
当時、泡で洗顔するのがニキビに良いとは知らず、「なんでコレ泡で出てくるんだろう」なんて思ってました。
ニキビに悩まない人に非常にも高評価な商品なのでランキング1位です!
2位:ウーノ ホイップウォッシュ(モイスト)
2位はウーノ ホイップウォッシュの モイストタイプです。
他にも脂性肌用のブラックタイプ(炭)やゴリゴリ汚れを落とすスクラブタイプがあります。
私は洗顔後にいつも肌がカサカサになっていたので(保湿をしていなかったのもありますが・・・)このウーノホイップウォッシュのモイストタイプのしっとり感は良さげな感じがしました。ただ、保湿をしていなかったこともあって少し時間がたつと潤いもなくなっていきましたが・・・
当時の私が保湿もきちんとしていたらもう少しマシになっていたかな?という理由で2位とさせていただきました。
3位:ニベアメン モイストフェイスウォッシュ
3位とはいっても、オキシーやメンズビオレ等の高刺激な洗顔料よりだいぶマシですよ。
ぐらいの意味で3位となりました。一応モイストタイプなのですが、2位のウーノの方が洗顔後の潤いを感じたような気がします。ネット上では非常に高評価なので、試してみる価値はあるかもしれませんね。
大人ニキビに市販の洗顔料をあまりお勧めしない理由
私が色々使ってきて、全然改善に向かっていかなかったという理由もありますが、科学的な根拠でもおすすめしない理由があります。
肌に刺激のあるタイプの合成界面活性剤を配合している
市販の洗顔料の多くが、肌に刺激の強い合成界面活性剤という成分を配合しています。
そもそも界面活性剤とは何かですが、平たく言うと、水と油を混ぜるために使う成分の事です。洗顔料を含め、洗剤などには無くてはならない成分です。もちろん、安全性は確保されています。
石鹸百貨さんのサイトに分かりやすく解説がありましたので引用させていただきました。
界面とは、表面ともいいます。界面(表面)とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことです。 2つの混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。例えば、洗濯中の洗濯機の中を考えると、水と空気の界面、水と汚れの界面、水と衣類の界面、汚れと衣類の界面、洗濯槽と水の界面、 のように、たくさんの界面が存在しています。
界面活性剤とは、このような界面に働いて、界面の性質を変える物質のことを言います。
水と油は、混じり合わないものの代表のように言われています。 混じり合わない水と油の間には界面が存在していますが、界面活性剤は、この界面に働いて界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができるのです。
例えば、
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ラウリルスルホン酸Na
・キシレンスルホン酸Na
・スルホン酸Na
などの成分があげられます。もし興味があれば界面活性剤について調べてみて下さいね!
昔の私のようなニキビに悩む人が、刺激の強い洗浄力の強いタイプの界面活性剤を含んだ洗顔料で洗顔をすると、肌の表面にある角質に含まれる本来必要なうるおい成分まで一緒に洗い流してしまうことになりかねません。
左が正常な肌、右が必要なうるおい成分が洗い流されてしまった肌です。
古くなった角質と共にうるおい成分が失われると、肌が乾燥し角質の表面が固くなり毛穴を塞ぎます。それがニキビの原因となるのです。
本来必要なうるおい成分を奪われてしまった肌は、乾燥を防ぐために、皮脂を過剰に分泌します。それが詰まった毛穴に溜まりニキビの原因となります。
洗ったときは、さっぱり気持ちいいかもしれませんが、必要な成分まで落としている可能性があるのです。
スクラブ入り洗顔料の肌ダメージ
スクラブ入りの洗顔料での洗顔は必要以上に角質を落としてしまう為、ニキビの原因となります。やめましょう。
スクラブ、とは小さなプラスチックのビーズの事です。マイクロプラスチックビーズ、マイクロビーズとも言われています。
これは洗顔時に肌にザラザラとした刺激を与えてくれるためなんとなく気持ちがいいですが、必要以上に肌の表面のバリア機能を果たしてくれている角質を落としてしまう為、止めた方がよいです。
厚生労働省からもこのように発表されています。
いわゆるスクラブ剤や泥、火山灰等の不溶性成分を含有する石けん類及び薬用石けん
類(ただし、顔に使用しないことが明らかな製品を除く。以下「不溶性成分含有洗顔料」
という。)については、不溶性成分が異物として眼に入る可能性があること、眼表面を
傷つけるおそれがあることが、独立行政法人国民生活センターの報告書「火山灰を含む
洗顔料の使い方に注意!」(平成22年8月18日)において指摘されていますこのため、使用者に対して、洗顔料中の不溶性成分が眼に入ることを未然に防止する
ための注意喚起を図る観点から、当該製品に係る容器又は外箱等に使用上の注意事項の
記載を徹底することとしたので、下記について、貴管下の関係の化粧品製造販売業者、
医薬部外品製造販売業者及び関係団体等に対し周知及び指導方よろしくお願いします。※厚生労働省より引用
マイクロプラスチックのスクラブ入りの洗顔料はニキビの原因となりますし、異物として目に入っても危険なので使用しないほうが良いと言えます。
大人ニキビに悩む男の洗顔料選びのポイント
そんなにきびに悩むあなたに洗顔料を選ぶポイント2つをご了解します!
① 肌に優しい物を選ぶ
肌に優しいものとは、すなわち必要な角質のうるおい成分まで取り除かないような洗顔料ということです。
先ほどの界面活性剤の所で紹介させていただいたものの他に、肌に優しい界面活性剤を含んだものが良いでしょう。
具体的には ラウラミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ジオレイン酸PEG-20メチルグルコースなど刺激の弱い「非イオン系の界面活性剤」が含まれている物がオススメです。
角質を落としすぎに無いようにやさしく洗えるものを選ぶのがポイントです。
② 有効成分配合のものを選ぶ
有効成分が配合されているものを選びましょう。
例えば、セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸
等の肌の潤いを保つ成分が配合されているとなお良しです。
よく成分を見てみると、市販の物にはこれらの潤い成分が含まれていないことが多いですね。成分自体が高価な為に配合できないのでしょう。
市販品に比べると洗い終わった後の絶対的なスッキリ感はありませんが、それ以上にカサカサ感が無くなるのが嬉しい所です。
そんな私がオススメする洗顔料
市販の物を色々と試し洗顔料難民だった私がオススメする洗顔料が2つあります。これのおかげでニキビができなくなってきたと言ってもいいのではないかと思っています。
では紹介してきましょう。
ZIGEN
市販の物を色々試した後、友人の紹介がきっかけで出会ったのがZIGENでした。
購入した当時は成分をあまり気にしなかったのですが、気付いてみたら肌にいい成分がかなり含まれている事に気づかされます。先ほど紹介した、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸ももちろん配合されています。
洗い終わった後のサッパリ感は市販品に劣りますが、逆にそれが「必要な角質の潤いまで落としていない」という事なのだろうと思います。
ジェルと同時購入で安く購入出来て、続けやすいのもオススメの理由です。
Non.A
ZIGENを何回かリピートし、ほぼニキビができなくなってから購入したのがこのNon.Aの洗顔石鹸です。
購入した理由は、「他の物も使ってみたい」と思ったことと、「ニキビ用として有名」だったという2点です。
結果として、これを使っている三ヵ月間はニキビができませんでした。
凄いモチモチした泡立ちで、洗い終わった後はZIGENよりスッキリします。それなのにカサカサしません。
石鹸タイプというのに少し使いづらさを感じてしまい「これがチューブタイプだったら良かったのに」なんて思いました。
正しい洗顔方法ができているかもチェックしましょう!
せっかくいいものを使っても、正しい洗顔方法が出来ていないとあまり意味をなしません。
コチラのリンクから正しい洗顔方法もチェックしましょう!
洗顔後に保湿をしっかり行うことを忘れないようにしましょう!
まとめ
洗顔料選びを間違えると、あなたのニキビがいつまでも良くなっていかない可能性があります。
洗顔料選びを見直してみてはいかがでしょうか?紹介した洗顔料は、確かに少し高価かもしれませんが、これでニキビが改善の方向に向かっていくのであれば安いものではないでしょうか?
これをきっかけに一度、市販品の洗顔料から肌に優しいちょっとだけ高価なものに変えてみて欲しいです。
ニキビの原因は人それぞれなので何がきっかけでニキビが改善するかはわかりません。ですが、私のように市販の洗顔料がきっかけでニキビがいつまでたっても治らなかったという例もあります。
ニキビに悩んでいない一般の人と、過去の私を含めたニキビに悩んでいる人は違うのです。
何万円もする買い物では無いです。
自分への投資だと思って本格的なスキンケアの第一歩を踏み出してみませんか?
あなたのニキビが少しでも改善する事を心から願っています。
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