「男性ホルモンが肌荒れの原因だったら、減らせばいいのでは?」
「ピルを飲んだら男性ホルモンを減らせるのでは?」
肌荒れの原因を探ると、「ホルモンバランスが原因だ」「男性ホルモンが過剰に分泌されていることが原因だ」と様々な情報を得る事が出来ます。
そこで、なんとか「男性ホルモンの分泌」を抑えるすべがないか調べた事のある方も多いと思います。
しかしながら、男性である以上、男性ホルモンとはうまく付き合っていくしかありません。
今回は、ホルモンバランスを整え、男の肌荒れを予防する方法を解説させていただきます。
目次
ホルモンバランスを整え、男の肌荒れを予防する方法とは
ホルモンバランスを整える事で、男性の肌荒れはある程度予防できます。
と、いうのも 肌荒れの原因となっているのはアンドロゲンという男性ホルモンが過剰に分泌されているからなんです。
このアンドロゲンが皮脂を分泌させ、皮膚の表面の角質を硬くしてしまう事で肌荒れ、ニキビとなります。
体内のホルモンのバランスが崩れると肌荒れの原因となってしまうのです。
ニキビとアンドロゲン
ニキビは複雑な病態をもつ毛嚢脂腺の疾患であり、毛包上皮過剰増殖(角栓形成)、
脂腺産生過多、炎症、および感染(Propionibacterium acnes [P. acnes]の存在・活動)が病
態生理学的原因とされているが、この過程においてホルモン、特にアンドロゲンが大き
く影響している。アンドロゲン介在刺激物質は脂腺に作用し皮脂産生を促し、毛包を過
角化させ角栓やコメドが形成され皮脂の排出が滞る。これが P. acnes 繁殖に最適な環境と
なり、さまざまな炎症性サイトカインの産生を通して炎症性丘疹となって現れる。
そして、そんなアンドロゲンを過剰に分泌させる原因は以下の3つがあげられます。
- 乱れた生活習慣
- 乱れた食生活
- ストレス過多
そしてこれらは、全てあなた自身の行動がきっかけとなっています。
逆に言えば、これらさえ改善できればアンドロゲンの過剰分泌は抑える事ができるという事です。
1つずつ見直してホルモンのバランスを整えていきましょう!
乱れた生活習慣対策
ホルモンバランスが崩れる原因の一つが生活習慣の乱れです。
以下の項目に一つでも心当たりがあったら要注意!
- 睡眠時間が少ない
- タバコを吸っている
- お酒をよく飲む
これらは全てアンドロゲンを分泌を促すといわれています。
コチラに改善方法を具体的に書かせていただいておりますので、合わせてお読み頂けると幸いです。
乱れた食生活
毎日、外食やコンビニのお弁当で済ませていませんか?
明らかに栄養のバランスが偏っているような食生活も男性ホルモンを分泌させる原因になります。
かくいう私も、肌荒れとニキビに悩んでいた時は独身の一人暮らしだったので食事のほとんどが外食でした。
しかも、炭水化物ドカ食いというありがちなパターン。これがとてもよくなかった……
乱れた食生活の対策法となる、肌に良い「食」についての記事はコチラにまとめさせていただきました。
人の体は、昨日食べた物から作られています。
肌荒れに悩まされているようであれば、是非合わせて読んでみて下さいね!
ストレス対策
この中で一番解決し辛いのがこの「ストレス」だと思います。
色々な仕事を任されるようになったり、プライベートでも色々と悩んだり…
そうやって積もりに積もったストレスはやがて男性ホルモンを分泌し、同時に皮脂も過剰分泌することになります。
休日には、自分の好きな事だけを行うことで、適度にストレスを発散していける環境を作っていきましょう!
ちなみに、私は25歳の時に店長になり、収入が増える一方で凄まじいストレスと戦うことになりました。
休みもとれず、遊ぶ時間も無くなったため趣味を完全に失ってしまい、どうしようもない状態になりました。
下のリンクでは、そんな趣味を失った私のストレス解消法について紹介させていただいております。
私のように、忙しすぎてストレスの解消法を失ってしまってしまった人は是非参考にしてみて下さいね!
男性がピルを飲むのはやめたほうがよい
色々と検索すると、「ピルがホルモン治療に良い」という情報を目にすることがあります。
ピルとは、女性用の避妊薬のことです。どうやら、男性ホルモンの過剰分泌を抑えてくれる効果が見込めるとか……
経口避妊薬である低用量ピルは、主に排卵を抑制することにより最も確実に安全に避妊することができます。また低用量ピルの効用は避妊だけでなく月経不順・過多月経(月経量が多い)、月経痛(生理痛)・月経前緊張症(PMS)の緩和、にきびや肌荒れの改善、多毛の改善といった効用を期待することができ、さらに長期間服用することにより子宮体がん、卵巣がん、良性の乳房疾患などの病気を減少させる効果もあります。
ニキビ・多毛症に効果があります
男性ホルモンの産生、活性を抑制するため、『大人のニキビ』には非常に効果があります。
果たして、女性用の薬を男性が飲んでも大丈夫なのか!?
気になって調べまくった結果、「やめたほうが良い」という結論に至りました。
そもそも、女性ホルモンを正常に導いてくれるお薬なのでだるさ、むくみ、吐き気、嘔吐、めまいなど、男性には不利益な副作用しか無いようです。
いくら男性ホルモンを抑えたいと言っても、男が女性用のピルを服用するのはやめましょう。
オナ禁の効果は感じられなかった……
都市伝説のようにささやかれている、オ○ニーと肌荒れの関係性。
「オ○ニーのし過ぎが原因で肌が荒れるのだろうか?」
「気にはなるけど、そのためだけに止められない……」
そんな方もいらっしゃるかと思います。
私も実は2ヶ月ほど、意図せずにオナ禁しなければならない環境に置かれたことがありまして(会社の長期研修)その際はやむなくオナ禁状態に置かれたことがあったのですが、肌荒れとニキビの状況は何も変わりませんでした。
肌はガサガサでブツブツ、2ヶ月経った後も特に何も変わらずといった感じです。
たった2ヶ月のオナ禁で何が言えるのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
情けないながら、私にはそれ以上継続する事が出来ませんでした……
しかしながら私は、この実体験からあまり肌荒れとオナ禁は関係ないのではないかな?と考えています。
実体験がたった2ヶ月で申し訳ない!(でも、かなり大変でした!!!!)
スキンケアも見直しを検討してみると◎
もし、上の3点、生活習慣の改善、食生活の改善、ストレス解消を行って2ヶ月たっても何の効果もなかったら、もしかしたら肌荒れの原因は別にあるのかもしれません。
たとえば、以下のような物です。
- 洗顔方法の間違い
- 洗顔料選びの間違い
- 保湿化粧品選びの間違い
どれが欠けていても肌荒れの原因になります。
もし、あなたが市販の男性用洗顔料でガシガシゴシゴシ洗顔をしているようであれば、いちどスキンケアの見直しも検討してみて下さい。
もしかすると、私のようにスキンケア方法と保湿化粧品を変えるだけでかなり予防できるようになるかもしれません。
詳しくは下のページに詳しくまとめさせていただいておりますので、合わせてお読みいただけると嬉しいです。
まとめ
今回は、ホルモンバランスを整え、男の肌荒れを予防する方法を解説させていただきました。
男性である以上、男性ホルモンとはうまく付き合っていくしかありません。
薬で男性ホルモンを抑える事を考えるよりも先に、今の生活習慣、食生活、ストレスを見直して1つづつ改善していくことが先決です。
また、これらを改善しても肌荒れが良くならない場合は、スキンケア方法やスキンケア用品の選び方を間違えている可能性が高いです。
生活習慣の改善、食生活、ストレス発散と共にスキンケアも一緒に見直して同時に対策を打っていくことをオススメします!
あなたの肌荒れの悩みが解決する事を心から願っています。
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