ニキビが出来た後に残る、「ニキビ跡」とても気になりますよね。
私もこのニキビ跡に散々悩まされてきました。
ニキビ跡に悩んでる間に新しいニキビが出来て、そしてそれが落ち着いてニキビ跡になるという悪循環を繰り返す始末・・・どうにかならないのかと嘆く毎日。
実はニキビ跡は、ターンオーバー(肌の生まれ代わりの機能)だけである程度まで目立たなくしてくことが出来るんです。
ただし、自分でケアできる(目立たなくする)レベルのものと、
皮膚科や美容整形外科に行かなければ治療できないものがあります。
「ニキビ跡を何とかしたい!」という方に是非読んでいただきたいです。
目次
自宅でケアできるニキビ跡
まずは、自宅で目立たないレベルまでケア出来る軽度のニキビ跡についてです。
赤みのあるニキビ跡
赤みの残ったニキビ跡は、比較的自宅でもケアしやすいです。この赤身のあるニキビ跡ができてしまう原因が、日々の生活習慣の乱れ、偏った食生活、睡眠不足、間違えたスキンケア方法と日常の中で意識していくだけだからです。
自宅でのケアは、正しいニキビ対策を行いながら肌のターンオーバー(生まれ変わり)を利用して少しづつ目立たなくしていくという方法になります。
なので、それなりの時間がかかることは覚悟しておいてください。
例えば、転んで怪我したときの傷跡が消えるのにもそれなりの時間がかかりますよね?
かさぶたが取れた後の跡も時間がたてば目立たなくなってきます。それと同じ原理です。
正しい洗顔方法と生活習慣を心がけることで、少しづつ目立たなくしていくことが、自宅で自力で出来るケアとなります。
ゆっくりではありますが、着実に目立たなくなっていきます。ふと気づいた時には「あれ、こんなに赤みが薄かったっけか?」と思うはずです。
目立たなくなっていく仕組みについては記事の中で紹介していきます。
色素沈着した茶色のニキビ跡
これは、軽度の物に限ります。
お肌の奥まで色素沈着が進んでいると、ターンオーバーでも治しきることが難しくなります。
茶色のニキビ跡は紫外線による肌のダメージが原因なので日頃の紫外線対策(日焼け止めを塗る等)をしっかり行うことをオススメしています。
こちらも、赤みのあるニキビ跡と同様、基本的に日々の正しい洗顔方法と、生活習慣を行うことで少しづつ、目立たなくしていく方法になります。
自宅でケアできないニキビ跡
ニキビを潰しまくってたり、ひどくなったニキビを放置したりして出来たニキビ跡は自分で治療するのは非常に難しくなります。
その例が以下のようなものです。
凸凹のクレーターになったニキビ跡
上の写真のような凸凹になってしまったニキビ跡は、自分でのケアが難しいです。
それはターンオーバーが出来ないほど皮膚の奥にまでダメージがいっている為です。
例えば、怪我をした時に浅い傷跡はすぐ消えるけど、深くまでえぐるような傷跡は消えないですよね。それと同じです。
ですが、症状によってはニキビに強い美容整形外科での治療により、今ではだいぶ改善できるようになっています。
ケロイド状になってしまったニキビ跡
ケロイドのようになってしまったニキビ跡も、自分での改善は非常に困難です。
もし、なんとかしたいとお思いであれば、ニキビに強い皮膚科や、美容整形外科での治療をオススメします。
皮膚科・美容整形外科での治療 かかる費用
皮膚科と美容整形外科でのニキビ跡治療の大きな違いをざっくり説明すると
皮膚科・・・保険診療がメイン 保険が適用されるので金銭的負担が少ない。
美容整形外科・・・自由診療がメイン 保険適用外で効果ではあるが最先端の治療を受ける事が出来る。
といったところですね。
皮膚科での治療
皮膚科での治療は主にニキビを治すことを目的としています。
保険診療で出来る治療が行えるので、比較的安価で済みますしニキビの相談も出来ますので、まずは皮膚科での受診をお勧めします。
もしかすると、高いお金を出さずとも皮膚科での治療で目立たなくすることも出来るかもしれません。
ざっくりですが、初診に2000円~3000円+お薬代といったところです。
ニキビ跡にお悩みであれば自分のニキビ跡の状態を詳しく知るためにも、
一度皮膚科に行って受診をお勧めします。
美容整形外科で行う治療
美容整形外科ではニキビを治す+肌をきれいにすることを目的としています。
自由診療と呼ばれ保険適用外にはなりますが、ニキビに対して世界レベルで行っている治療を行うことが出来ます。治療内容はクリニックによって異なりますが、ざっくり分けると以下のようなものがあります。
- レーザー治療
- ピーリング治療
- IPL(光治療)
- PDT光線力学療法
- ホルモン療法
いずれも保険適用外なので1回数万円~すべて改善するまでに数百万円かかる事もあるようです。それでも自分の納得いくレベルにまで改善するとは限らないところが考えさせられるところではあります。
値段はクリニックによって開きがあります。1回で10万円以上でそれが数回という所もあります。
どれだけあなたのニキビ跡が改善するかというのが大切なポイントです。
その皮膚科のウェブサイトだけに頼らず本当に親身になってくれる所を探すことをお勧めします。
中にはキラキラと素晴らしいウェブサイトと改善例を出していながら、実際に通ってみたら効果も無く、対応も良くなかったなんてこともよく耳にします。
以下のリンクに私オススメのクリニックを紹介しています!複数のクリニックで金額や対応を確認してみて決めるのが良いです。
ニキビ跡改善のメカニズム
では、そのニキビ跡がどのように薄くなっていくのかを解説します。
重症化してしまったニキビ跡の改善
クレーターになってしまったような重症化したニキビ跡は主に皮膚科や美容整形外科での治療をしていただくこととなります。先ほども説明させていただいた通り、あなたに合った治し方があると思いますのでまずは皮膚科の受診をお勧めします。
その中でも、ニキビに強いか口コミをリサーチしましょう。
ニキビに力を入れていない皮膚科に行ってもあまり親身になってくれない可能性もあります。(私が一件目にかかった皮膚科も流れ作業的であまり親身になってくれませんでした)
ターンオーバーによる治療
こちらが今回の記事のメイン、自宅ですぐに実践できるニキビ跡ケアの方法になります。
まず、赤みのあるニキビ跡など比較的軽度のニキビ跡の場合です。比較的軽度であれば、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)によりニキビ跡は自然に薄くなっていきます。それでも、ニキビ跡が全然薄くならない方もいらっしゃいますよね。それはおそらく正しいニキビケアが出来ていないからです。
本来、肌は新陳代謝の働きにより日々生まれ変わっています。これをターンオーバーといいます。通常であれば10代であれは約25日周期で、新陳代謝が落ち始める20代後半から30代からは約45日周期で肌は生まれ変わっています。
ですが、正しいニキビケアが出来ていないだけでターンオーバーが正常化していない可能性があります。これが、ニキビ跡が自然に薄くならない理由です。きちんとしたニキビケアをしてターンオーバーを正常化する事が、ニキビ跡の改善につながります。
何か特別な事をする必要はありません。すぐに日常の中で実践していくだけです。
もしかすると、私のように皮膚科に通うまでもなくニキビ跡が改善する可能性だってあります。
正しいニキビケアとは大きく分けて2つ「生活習慣の改善」と「正しい洗顔」です。
ターンオーバーを正常化させる正しいニキビケアの生活習慣はコチラ
大切なのは新しいニキビを作らない事
すでに重症化したニキビ跡がある方も、赤みや茶色のニキビ跡に悩んでいるあなたにも知っておいて欲しい大切なことがあります。それは、「新しいニキビを作らない事」です。
たとえ、皮膚科や美容整形外科でニキビ跡が治療できたとしても、その後のスキンケアを間違えていると新しくニキビはできますし、そのニキビがニキビ跡になってしまっては元も子もありません。
まずは、日常の中で「新しいニキビを作らない」事を意識してほしいです。それが、上に書いた日常の中で実践できる正しい洗顔方法と、生活習慣の改善となります。
たとえば、切り傷があるところに更に切り傷が付くと、それを傷跡まで治すのはかなり大変ですよね。
まずは新しいニキビを作らない為の「生活習慣の改善」と「正しいスキンケア」を日々の生活に取り入れてみましょう。ターンオーバーが正常化する事で、もしかすると皮膚科に行かなくても「気にならないぐらい薄くなる」可能性もありますよ。
ニキビ跡の治療には時間がかかると心得る
ニキビ跡の治療には、時間がかかります。
たとえ、医療機関に行って治療したとしても「すぐに明日には無くなっている」なんてことはあり得ません。
長い期間をかけてゆっくりじっくり治していくものだと認識してください。
どうせ時間がかかるのであれば、自宅で出来る正しいニキビケアを日常に取り入れる事をお勧めします。
もしかしたら、私のようにいつの間にか薄く目立たなくなっているなんてこともあるかもしれません。
まとめ
ニキビ跡には、自分でケアする事で改善できるニキビ跡と自力で改善するのが難しいニキビ跡があります。どうしても気になるニキビ跡がある場合は、迷わず皮膚科や美容整形外科などの医療機関の受診をお勧めします。あなたに合ったニキビ跡治療が出来ると思います。
ニキビ跡が医療機関で改善出来ても、またニキビが出来たらそれがニキビ跡に・・・そんなことにならないように日常のニキビケアも意識していきましょう。
日常のニキビケアをしっかり行うことで軽度のニキビ跡であれば、肌の生まれ変わりであるターンオーバーによる改善も見込めます。
とはいえ、一番の近道はちゃんとお金をかけて肌のプロに診てもらう事に間違いはありません。
正しいニキビケアを心がけ、あなたがニキビ跡から解放される事を願っています。
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