「ニキビができたけど皮膚科に行く時間がない…」「市販薬で治るなら使ってみたい」──そんな男性も多いのではないでしょうか?実は市販のニキビ薬でも、選び方と使い方を間違えなければ、十分に効果が期待できます。この記事では、ニキビのタイプ別におすすめの市販薬の成分や使い方のコツを解説します。
目次
市販薬で対応できるニキビのタイプ

ニキビにはさまざまな種類がありますが、市販薬で効果が期待できるのは以下のような初期~中程度のニキビです:
- 白ニキビ(皮脂が詰まった状態)
- 赤ニキビ(炎症を起こしている状態)
- 膿ニキビ(軽度な化膿)
逆に、しこりのような硬いニキビや、何度も繰り返す重症ニキビは市販薬だけでの改善が難しく、皮膚科での診察をおすすめします。
ニキビ薬に含まれる主な有効成分

- イオウ: 角質を柔らかくし、毛穴の詰まりを防ぐ
- サリチル酸: 角質を除去し、殺菌作用あり
- グリチルリチン酸2K: 炎症を抑える効果があり、敏感肌にも◎
- アダパレン: 毛穴詰まりの原因を根本から防ぐ(第2類医薬品)
塗り薬(外用薬)の使い方

- 洗顔後、清潔な肌に使用
- 指先に少量を取り、ニキビ部分にだけ塗る
- 1日1〜2回、朝晩に塗布するのが基本
- アダパレンは乾燥や赤みが出ることがあるため、最初は夜のみからスタート
広範囲に塗るより、部分使いが効果的です。
おすすめの市販ニキビ薬(メンズ向け)

- ペアアクネクリームW: グリチルリチン酸+イソプロピルメチルフェノール配合で炎症を抑える
- クレアラシル 薬用治療クリーム: サリチル酸・イオウで毛穴ケアに強い
- オロナイン軟膏:昔からあるニキビ薬、個人的に効果は低めだと感じます。
- ディフェリンゲル(アダパレン)※要薬剤師: 毛穴詰まりを防ぎ、根本からニキビを予防
- テラコートリル軟膏:私が超おすすめのニキビ薬です。ほぼこれで解決させてます。
市販薬の限界と注意点

- 赤み・ヒリつきなどの副作用が出たらすぐに使用を中止
- 改善が見られない場合は早めに皮膚科へ
- アダパレンなど強い成分は、必ず用法を守って使用
市販薬と併用すべきスキンケア

薬だけでなく、肌環境を整えるスキンケアも大切です:
- 洗顔は朝晩2回、やさしく泡洗顔
- 化粧水+乳液で保湿を徹底(ノンコメドジェニック推奨)
- 日焼け止めも忘れずに
まとめ|市販薬でも正しく使えばニキビケアはできる
市販のニキビ薬でも、自分のニキビのタイプに合った成分を選び、正しい使い方を守れば十分な効果が期待できます。手軽に始められるケアだからこそ、しっかりと基礎を押さえて、肌の改善につなげましょう。
自己流ケアから、“正しい選び方”へ。それがニキビ改善の近道です。
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