「ニキビの改善には適度な運動が有効だ」
「運動をすることで血行が促進さえ肌のターンオーバーが活性化する」
インターネット上でニキビに関して調べると「運動不足」が大人ニキビの原因であると書いてあることがありますよね。
ニキビ改善の為に、本当に運動は必要なのでしょうか??
私の体験談から言えば運動自体はそんなに重要な項目でもないと言えます。
なぜなら、私はもうほぼニキビができませんが、運動はまったくと言っていいほどしなかったからです。
というか、仕事が忙しすぎてとても「運動」ができる環境にいなかったというのが正しいですね。
通勤は毎日バイクですし、趣味もゲームやアニメ、ニコニコ動画鑑賞などインドアなものばかり。
にもかかわらずほぼ、運動せずともニキビもニキビ跡もきれいになってます。
私のように運動不足でも、ニキビはできなくなりますし、ニキビ跡は薄くなっていきます。
今回は、私の事例をもとに運動不足でもニキビ改善が出来た事と、その方法を紹介させていただきます。
目次
「運動」をニキビケアの一つに取り込むことが出来なかった
私は、運動があまり得意ではありません。
というか好きではないというのが正しいですかね。
だから、ネット上にあふれる「運動不足を解消すればニキビが改善できる」という情報を得ても、運動をニキビケアとして取り込むことが出来なかったのです。
そもそも、仕事が忙しすぎて帰宅するのも日付が変わることもあるような状態で「さぁ帰ってからジョギングだ!」とはならなかったのですよ。休日だって月に3日か4日取れたらラッキーという感じで、基本的に夕方まで寝て休みが終わるといった感じでしたから。
そんな状況の中で、ニキビケアのために運動を取り入れるのは心的な意味でも体的な意味でも難しい状態でした。
ちなみに仕事も肉体労働系ではないので運動とは無縁な生活です。
20代後半から30代にかけてニキビに悩む男性は、おそらく似たような状況なのではないかな?と思います。仕事も管理職についたりと、いろいろなことを任されてきますしね。帰宅時間もそれにともなって遅くなりがちではないでしょうか?
もしかしたら、あなたも環境的な意味で「運動不足」に陥ってませんか?
でも、大丈夫! 安心してください!!
運動しなくってもちゃんとニキビはできなくなるし、ニキビ跡は薄くできます!
なぜなら私が運動せずに改善できたからです。
私のように運動不足でもニキビができなくなった事例があるにもかかわらず、なぜニキビの原因と言われているのかを調べてみました。
運動不足がニキビの原因と言われる理由
インターネット上で、運動不足がニキビの原因と言われる理由は以下のようなものがあります。
・新陳代謝が活発にならない
・便秘のリスクが高まる
・ストレスがたまる
・血行が悪くなる
これらがきっかけでニキビができるといわれています。確かに、これらはニキビができる原因になりますね。
インターネット上で調べて出てくるのはだいたいこの4つです。
しかしながら、これらは運動をしなくても改善できるポイントでもあります。
運動せずに運動不足のニキビの原因を避ける方法
別に運動しなくても上の項目を満たすことはできます。
新陳代謝を活発にする
新陳代謝に関してはお風呂などで体を温めれば高まります。毎日お風呂入るだけですね。
便秘を解消する
若い男性であれば便秘の方は少ないのではないかと思います。
少なくとも同年代の私の周りの友人には便秘で困っている人はいません。
ストレスを発散する
好きなことをすればストレスは発散できます。私の場合、運動が逆にストレスです。
血行をよくする
タバコを吸っているようであれば禁煙するだけで血行は良くなります。
そうでなくてもお風呂入れば血行はよくなります。
日常の中に無理に運動を取り入れなくても、日々の暮らしの中でそれに代わる事が出来ているのではないでしょうか?
ほとんど運動せずにニキビが改善できた私の実例と、これらの項目が、運動はそこまで大切なポイントではないと私が思う理由です。
もちろん、運動を取り入れる事でニキビを改善させた方もいらっしゃると思うので運動自体を否定するつもりはありません。運動をニキビケアに取り入れることができればもっと早くニキビも改善できたとは思います。
仮に当時の私が運動を生活に取り入れられる環境にいたとしても、運動嫌いなのでやっても続かなかったでしょうけれど。
次はそんな私が運動をせずともニキビを改善させた方法を紹介します。
私が運動せずにニキビを改善させた ポイントは2つ
運動せずともニキビを改善させることが出来たポイントは
「生活習慣の改善」と「スキンケアの見直し」この2つだけです。
ちなみに効果が目に見えてあらわれてきたのは初めてから2ヶ月ぐらいからです。
中学時代からあれだけ長い間悩んできたものが、たったの2ヶ月で改善していきました。
その方法を1つずつ見ていきましょう。
生活習慣の改善
私が友人のアドバイスのもと実行した生活習慣の改善です。
1、睡眠時間を確保した
まず、ニキビの原因である睡眠不足を改善しました。
睡眠不足によってストレスがたまり、そのストレスが男性ホルモンを過剰に分泌させます。その男性ホルモンによってニキビの原因である皮脂の過剰分泌が起こるのです。
睡眠不足が続いているとき、いつも顔がアブラギッシュになってしまう経験はありませんか?
私はいつもテッカテカでした……
睡眠不足にならないためには最低でも6時間は眠る必要があります。
ニキビに悩んでいた頃の私の職場は24時間の店舗で2交代制で、しかも朝勤と夜勤が交互に来るようなかなりの変動シフトで生活のリズムはガタガタでした。
そんななかでも、なんとか6時間は眠る!と決め、少しづつ意識して布団に入るようにしました。
慣れるまではなかなか寝付けないのですが、寝る一時間前からスマホやPCを絶つことで快適に入眠できるようになりました。どうやらデジタルデトックスというらしいです。
常にSNSやメールが気になるのはわかるのですが、あえてデジタル機器と距離をとるのもよいですよ。慣れると、すぐに寝付けるようになります。
2、食事を和食っぽいものを意識してとるようにし、ビタミンのサプリメントを飲むようになった
それまでの私の食生活は、ほとんどが外食でした。ファミレスやファストフード、コンビニ弁当やインスタント食品で手早く済ましていました。お腹を満たすためにご飯や麺を多めに食べてました。
独身の一人暮らし、しかも仕事が忙しすぎて自炊はほぼできませんでした。
これが、大人ニキビの原因だったなんて思いもしませんでした。
ほぼ野菜は食べない。炭水化物などの糖質の取りすぎ、味の濃いものの脂質のとりすぎ。ニキビの原因をすべて満たしていたのです。これらは、皮脂を過剰に分泌させる原因だったのです。
野菜によるビタミン不足で肌は荒れ放題の顔面ブツブツ状態。
野菜を食べていればよかったのでしょうが、そもそもそんなに好きではないものを意識して食べる事が出来ませんでした。
そんな私が実行したのが、脂質と糖質が低めな「和食っぽいもの」を食事の中心にすることと、サプリメントによるビタミンの摂取です。
私のオススメはネイチャーメイドのマルチビタミン&ミネラルというサプリメントです。今でも飲み続けています。
人によっては「これだけでは全然足りない」という意見もあるのですが、それまで0だった人にとってはかなり効果のあるサプリだと思いますよ。 夜に1粒飲むだけなので気軽なのもよいですね。
ただし、こちらは粒が大きく飲みづらい方もいらっしゃるかもしれません。そんな時はディアナチュラの方がオススメです。
3錠飲まなければいけないのと、マルチビタミンより若干コスパは劣りますが飲みやすさでは圧倒的にこちらが上です。
和食っぽい食事とサプリメントの食生活改善が2点目です。
3、ストレス発散の為に、たまに一人カラオケに行くようにした
ちょうど、私が25歳の時に初めて店長に任命されました。俗にいう「中間管理職」というやつです。
上と下からの板挟みにあいつづける毎日。胃は痛むし、ニキビはできまくるしどうしようもないぐらいにストレスを抱えていました。ガスター10とか飲みまくったなぁ……
先ほども説明させていただいた通り、ストレスはニキビの原因の一つです。
私の場合休みの日も基本的に寝て1日を終えていたのですが、友人のアドバイスのもと一人カラオケに行くようにしました。これがとても気持ちよく、本当にさわやかな気持ちにさせてくれるのです。
趣味がある方はそれに1日を費やしてみてほしいです。きっとさわやかな気持ちになれると思いますよ。
ストレスを意識して解消するようにしたのが3点目です。
4、タバコをやめた
タバコをやめました。ニキビケアを始めてから1本も吸ってません。意識して喫煙ができるお店にもいかないようにしました。
タバコは肌の再生を助けるビタミンCを体内で大量に消費します。ニキビとニキビ跡にとって「百害あって一利なし」です。
私はイライラなどの禁断症状もなく禁煙するのにそんなに苦労はしませんでしたので、特に何が大変だったとかは無いのですが、やめられない方はなかなかやめられないといいますよね。
最終的には禁煙をしたほうが良いですが、まずは1日に数本数を減らす努力をしてみてください。
禁煙外来に通うというのもよいと思います。
5、お酒を少なくした
お酒を飲む量を少なくしました。
とはいえ、お付き合いで居酒屋にいかなければならないことも多かったので、出来るだけ飲まないように、フライドポテトなどの脂っぽいおつまみを食べないように意識しました。
仕事上、完全に飲まないのは難しかったので多少は飲んでいましたがベロベロになるまで飲むのはやめました。
お酒の飲み過ぎは、肌の状態を健康に保つ働きのあるビタミンB群を大量に消費してしまうためニキビに良くありません。
飲み過ぎた翌朝の洗顔時に、肌にプツプツっとした感触があったことはありませんか?
それはニキビの赤ちゃんです。そこから悪化するといつものニキビになってしまいます。
そうならないためにも、お酒の量は控えましょう。
これらが、私が実行した生活習慣の改善項目です。
もし、当てはまる項目があったら1つでも実行してみてください。
これらは全て、体の内側からできるニキビの原因を排除するための項目です。
要するに、ニキビの内的要因を取り払ったということですね。
私の時のようにきっと目に見えて効果が表れるはずです。徐々に肌のコンディションが良くなっていくのがわかりますよ。
スキンケアの見直し
私は、スキンケアが本当に適当でした。
使っていたはドラッグストアに売っているような男性用の洗顔料と化粧水のみ。洗顔方法もガガガっとやって終わりという適当具合。化粧水もベターーーっと伸びてベチャベチャするのが苦手で付けないことも多かったです。
そんな私が見直した項目は下の3つです。
1、洗顔方法の見直し
1つ目が洗顔方法の見直しです。
それまで、洗顔料はろくに泡立てず、手のひらの上で適当にこすってゴシゴシガシガシ洗っていました。
実はそれが良くなかったのです。
ゴシゴシ洗いは、肌に直接刺激を与えるため、毛穴を詰まらせる原因となります。毛穴が詰まると、そこに皮脂が溜まりアクネ菌が繁殖しニキビとなります。
正しくは、洗顔ネットでよく泡立てて、出来るだけ優しく肌に刺激を与えないように「泡で洗う」のが良いです。
ゴシゴシガシガシ洗いはとても気持ちが良いですが、ニキビにとっては逆効果になりかねません。
「泡で洗う」洗顔に変えてから、ニキビのできる頻度が少なくなったのは言うまでもありません。
2、洗顔料の見直し
2つ目は洗顔料の見直しです。
肌に優しい洗顔料に変えました。
その時から使い続けているのが友人から紹介された洗浄力の強すぎない洗顔料です。
詳しくは私が実際にニキビの悩みを解決したオススメスキンケアを見ていただければと思います。
それまで市販の男性用洗顔料を使っていましたが、実はニキビには良くなかったようです。というのも、市販の洗顔料、特に男性用の物に限っては特に洗浄力の強いものが多く、肌に本来必要とされる潤いまで一緒に洗い流してしまうのです。
これは「界面活性剤」という洗浄成分のメインとなる原料によるものです。
界面活性剤は洗顔料には必要不可欠なものなのですが、できるだけ肌に負担の無い界面活性剤が配合されたものを使用したほうが良いです。
固形石鹸や石鹸ベースの洗顔料であれば問題ありません。
メントールや香料、マイクロプラスチックの入った洗顔料は肌に余計な負担をかけるだけなので避けた方がよいです。
市販の安価なものではなく、肌に優しい洗顔料に変えました。
3、保湿化粧品の見直し
3つ目が保湿化粧品の見直しです。
私はまず、友人に使わせてもらったものを買いました。
それまでは、ドラッグストアに売っているニキビ用と書かれた保湿化粧品を使っていました。
今だからこそ言えるのですが、ニキビは「保湿」さえしっかりすればある程度は改善していくものだというのが私の考えです。
逆に言えば、保湿がきちんとできていないからニキビができ、ニキビ跡が消えないということです。
なぜなら、それまで市販の化粧品を色々試して全然効果がなかったからです。
スキンケアの知識もなかったですし、塗っておけばいいだろうぐらいの感じだったのが良くありせんでした。
きちんと保湿できていなかったのです。
そもそも、保湿は化粧水だけでは不十分です。
潤いを逃がさないために化粧水の上に乳液を塗らなければならないって知ってましたか?
私は知りませんでした。化粧水だけ塗って終わりにしてましたから。
私のオススメする保湿化粧品は全てオールインワンなのでそれこそ塗って終わりで済みます。
きちんと保湿をしてくれる保湿化粧品を使いつづければバッチリ保湿されますし、ニキビは出来なくなりますよ。
この3つを見直しただけで、肌のコンディションが激変しました。
これらは、体の外側からニキビができる原因を排除することです。
ニキビの外的要因を取り払うという事ですね。
特に保湿化粧品にいいものを使うと、驚くほど変わります。
いままでのブツブツの量産が嘘のようになくなり、それまであった茶色い色素沈着のニキビ跡もどんどん薄くなっていきました。
「生活習慣改善」も「スキンケア見直し」もどちらも大切な項目
生活習慣の改善だけでも、スキンケアの見直しだけでもどちらか片方だけ改善してもあまり意味はありません。
なぜなら、いくら生活習慣を改善して体の内側からニキビを対策したとしても、肌の乾燥や肌への刺激等の外的要因でニキビができる可能性があります。
逆に、いくらスキンケアを見直してもファストフード中心の食生活、ストレスをため続ける環境、慢性的な睡眠不足は体の内側からニキビを作るきっかけになるからです。
どちらも並行して改善していく事が大切です。
ニキビの改善には時間がかかります。
さらに、ニキビの改善には「時間がかかる」ことも認識してください。
私はこれらを実行して運動せずとも約2か月で顔中ブツブツの状態から写真のような状態まで改善できましたが、これは人によってもっと時間がかかったり、早かったりすることがあると思います。
今回のテーマである「運動」を取り入れて運動不足を解消すれば、もしかしたらもっと早く改善に近づく可能性もありますね。
どちらにしても、ニキビ改善は今日やったから明日には治るというものではありません。
時間をかけてゆっくりじっくり改善していきましょう。
まとめ
今回は、運動不足でもニキビは改善できる事例を紹介させていただきました。
私のように、生活の環境の問題で運動がしたくても取り入れられない方も実際多いと思います。
でも、大丈夫! 運動しなくてもニキビはできなくなりますし、運動不足でニキビ跡が消えないということもありません。私はほとんど運動せずにニキビ改善ができましたから。
そのためには、最低でも「生活習慣の改善」と「スキンケアの見直し」が必要不可欠です。
もちろん、それらを行ったうえで「運動」を取り入れればさらに回復が早まる可能性もあります。運動がニキビケアにといりれられるのであればそれだけ効果はみこめるかもしれませんね。(運動してないのでなんともいえませんが)
運動不足が原因でニキビができるのではないかとお思いであれば、それは違います。運動しなくてもきちんとニキビ対策を続けていれば大丈夫です。
まずは、ニキビケアの基本である「生活習慣の改善」と「スキンケアの見直し」から始めてみましょう。
じっくり、ゆっくり、時間はかかりますが、少しづつ良くなっていきますよ。
あなたのニキビの悩みが1日でも早く解決することを願っています。
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