美容整形外科で受けられるニキビ跡治療のすべて　種類・費用・選び方

「セルフケアでは限界を感じている」「本気でニキビ跡を治したい」──

そんなとき頼りになるのが美容整形外科での医療的な治療です。美容整形外科では、最新の技術を用いたニキビ跡専用の治療が数多く提供されています。

本記事では、赤み・色素沈着・クレーターといったニキビ跡のタイプ別に、皮膚科で受けられる代表的な治療法を解説し、それぞれのメリット・デメリット、費用感などを詳しく紹介します。

ニキビ跡治療が美容整形外科でおすすめな理由

● 専門医による診断と最適な治療

肌質・ニキビ跡の種類を医師が判断し、それぞれに合った治療法を提案してくれます。

● 高い効果と安全性

市販薬や自己流ケアでは届かない肌の深部にアプローチ。効果が科学的に証明された方法を使用します。

● 組み合わせ治療が可能

複数のニキビ跡タイプに対応するため、施術を組み合わせて効率的に改善を図れます。

赤みに効果的な治療

Vビーム（ダイレーザー）

拡張した毛細血管にピンポイントで反応し、赤みを抑えます。痛みやダウンタイムが少ないのも特徴。

フォトフェイシャル（IPL）

光の波長が広範囲に作用し、赤み・色素沈着・毛穴にも効果的。1回あたりの価格も比較的リーズナブル。

色素沈着に効果的な治療

ピコレーザー・QスイッチYAGレーザー

メラニンに反応して破壊・排出するレーザー治療。シミやくすみの改善にも用いられます。

イオン導入・エレクトロポレーション

トラネキサム酸やビタミンCを肌の奥まで届け、美白・抗炎症効果を高めます。

ケミカルピーリング

古い角質を除去し、ターンオーバーを促進。サリチル酸マクロゴールなど刺激が少ない処方が人気。

クレーターに効果的な治療

フラクショナルレーザー

肌に微細な穴を開けてコラーゲンの再生を促す。クレーターや毛穴開きの改善に高い効果があります。

ダーマペン4

極細針で肌に刺激を与え、再生力を引き出す。成長因子やヒアルロン酸と併用することで相乗効果。

サブシジョン

皮膚下の癒着を切り離す手法。ローリング型のクレーターに効果的で、他の治療と組み合わせて使われることが多い。

費用感と施術の回数目安

• レーザー治療：1回1万〜3万円程度（3〜5回推奨）
• ダーマペン：1回1〜2万円程度（3〜6回推奨）
• ピーリング・イオン導入：5千〜1万円（継続施術が前提）

治療前に確認すべきポイント

• ダウンタイムの有無と長さ
• 副作用のリスク（赤み・腫れ・色素沈着など）
• 継続的に通える距離・費用
• 医師の資格・口コミ・症例写真

保湿ケアと医療の併用が成功のカギ

いくら治療が高性能でも、施術後の肌が乾燥していたりバリア機能が低下していれば、効果は十分に発揮されません。特にレーザー後やダーマペン施術後は、保湿ケアが不可欠です。

• セラミド・ヒアルロン酸： 施術後の乾燥をケア
• ナイアシンアミド： 炎症を抑え、色素沈着を予防
• 無香料・無着色の低刺激処方： 敏感になった肌にも安心

まとめ｜医療と保湿の両輪で本格的にニキビ跡を改善

皮膚科での治療は、ニキビ跡の種類に応じて確実な改善が期待できます。ただし、効果を最大限に引き出すには、施術後のスキンケア（特に保湿）が不可欠です。

専門治療＋毎日の保湿という最強タッグで、後悔のないニキビ跡ケアを始めましょう。