いつまでも残るニキビ跡、かっこ悪いですよね。
出来るなら消してしまいたい、日常のケアの中で消すことは出来ないのだろうかと
結論から言うと、化粧品ではニキビ跡は消せません。
ニキビ跡を消す方法は「医療機関の受診」か「ターンオーバーによる改善」の2つだけです。
ニキビ跡に悩む男性なら一度は調べたことがあるであろう「ニキビ跡に効く化粧水」「ニキビ跡 オールインワン」「ニキビ跡 消す」というワード。
そして出てくるニキビ関連サイトの中で紹介されている「ニキビ跡用化粧品ランキング」 私もニキビ跡に悩んでいた時は、片っ端から調べた経験があります。
結果、どれを買っていいのか分からないという事態に陥ります。あるサイトでは凄くオススメしているのに、他のサイトではそうでもなかったりして。
一体何が効果があるのか全然分からないし、オススメしている物のほとんどが結構高価で、なかなか踏ん切りがつかないという・・・私は、結果的に何も購入せず市販の洗顔とオールインワンで済ませてしまっていました。
結論から言うと、ニキビ跡が消える効果のある化粧品は存在しないと私は考えています。もちろん、この世の全ての化粧品を試したわけではありませんのでもしかしたら世界のどこかにはそういったものもあるのかもしれません。
ですが、このサイトのランキングも含めて様々なサイト様のオススメランキング!の化粧品の中には、ニキビ跡が消える効果があるものは存在しないといえます。
その理由と、私が実際に悩みを改善できた具体的なニキビ跡の改善方法を紹介していきます。
目次
「ニキビ跡用化粧水」の誤解
様々なニキビ関連のサイト様で紹介されている「ニキビ跡用化粧水」の紹介ですが、これには大きな誤解があります。
いかにも、「ニキビ跡に効く」だとか、「ニキビ跡の凸凹が改善」だとか、実際に効果があることを助長するようなことが書いてあります。
「誤解ってどういう事?ニキビ跡には効かないの?」とお思いの方は是非読み進めてみて下さい。あなたに本当にあった化粧水選びの基準を知ることが出来るかもしれません。
ニキビ跡用化粧品はニキビ跡を消すものではない。
いきなりですが、ニキビ跡用の化粧品はニキビ跡を消すものではありません。
ニキビ跡を消すことが出来るのは「医療機関での治療」か「医薬品」だけです。
他のニキビ関係のサイト様に貼られているオススメランキングの商品は全て「化粧品」です。たまに「医薬部外品」というのもありますが、これも治療や改善が出来るものではありません。
では、ニキビ跡用化粧品の効果とはなんなのか?それはニキビ跡の予防、防止です。
ニキビ跡用化粧品と聞くといかにも今あるニキビ跡に効果がある!改善できる!という誤解を招きそうですが、化粧品に出来るのはニキビ跡の予防と防止までで今あるニキビ跡の治療に効果があるわけではありません。
ランキングページから飛べる商品紹介購入ページにも、よく見ると※でとても小さく注釈があるはずです。
しかしながら、人という物は都合よく解釈する生き物なのでまるで効果があるように受け取ってしまうのです。
ここが、一番の誤解だと言えます。
他サイト様がオススメする理由
それでもニキビ跡用化粧品として他サイト様がランキングページを作ってまでオススメしてくるのは何故なのでしょうか?
これには2つ理由があります。
①自分のサイトから販売があると収入がある。
いわゆるアフィリエイトというものです。自分のサイト経由で商品が売れるとサイト主にも収入が発生します。これがアフィリエイトというインターネットを使ったビジネスです。
この収入が目的でいかにも「ニキビ跡が消えますよ!」的なうたい文句で商品の紹介をしているのです。
商品に対して効果や成分など、データ的な事や抽象的な事ばかりが書いてあるサイトに多いです。実際に自分で使っていなかったり他のページに乗っているようなレビューが掲載されていたりします。
このサイトとは違い、1ページだけのペラページで構成されている事が多いです。
②実際に使って効果があったから素直な気持ちで紹介している
2つ目の理由は、私のサイトのように実際に自分で使ってみて効果が実感できたからという方ですね。
ただし、これはそのニキビ跡用化粧品の効果ではありません。その化粧品が自分の肌に合っていてそれを使い続けた結果、ターンオーバーが正常化し肌がきれいになったというだけです。
自分に合った化粧品が見つかったため、それをあたかも「コレの効果でニキビ跡が消えました!」と紹介されているわけです。
このサイトでも、私がニキビを実際に改善させた知識や行動を書いています。
それは過去の自分に対して読ませるような気持ちで、1つ1つ丁寧に、「この知識さえあれば、これさえ使っていればあなたの人生はもっと早く色めきだつはずだったんだよ」という強い思いを込めて書いています。
同じ悩みを持つ20代後半~の男性の方に対して、私が持っていた悩みを引きずってほしくないと考えています。
このページを見てもらえれば高価なものを使わなくても、ニキビ跡は目立たないレベルにまで改善できます。
成分による違いはあるが、これが直接の原因ではない。
化粧品にはニキビ跡が消える成分、凸凹が無くなる成分なんていうものは含まれていません。含んでいたとしたらそれは化粧品ではなく「医薬品」になります。
もちろん、化粧品に含まれる成分は各社違います。その特徴も違うでしょう。
敏感肌に優しい成分が多かったり、脂性肌に対して良い成分が多かったり、夕方までしっかり保湿してくれる成分が多かったり。色々な特徴があります。その為、人によって合う合わないはあります。
1つ言えるのは、化粧品にはニキビ跡が消える成分、凸凹が無くなる成分なんていうものは含まれていません。
ニキビ跡を消す方法は2つだけ
「じゃあ、いったいどうやってニキビ跡を消せばいいんだよ!」という疑問が湧いてくると思います。実はニキビ跡を消す方法は大きく分けて2つしかありません。
1つが「医療機関での治療」もう1つが「ターンオーバーによる自己治癒」です。
一つづつ見ていきましょう。
皮膚科、美容外科などの医療機関へ行く
1つ目が皮膚科や美容外科などの医療機関へ行くことです。完全な「治療」は化粧品などのセルフケアではほぼ不可能と考えて下さい。
クレーターの凸凹ニキビ跡などの重度なニキビ跡は皮膚科や美容外科でしかできません。
ニキビ跡の治療は自由診療と呼ばれ保険適用外にはなります。ですがニキビ跡に対して世界レベルで行っている治療を行うことが出来ます。治療内容はクリニックによって異なりますが、ざっくり分けると以下のようなものがあります。
- レーザー治療
- ピーリング治療
- IPL(光治療)
- PDT光線力学療法
- ホルモン療法
いずれも保険適用外なので1回数万円~すべて改善するまでに数百万円かかる事もあるようです。それでも自分の納得いくレベルにまで改善するとは限らないところが考えさせられるところではあります。
値段はクリニックによって開きがあります。1回で10万円以上でそれが数回という所もあります。
気になった皮膚科や美容外科があったら必ず口コミを調べましょう。ニキビ跡の治療に力を入れていないところは論外です。
ターンオーバーによる自己治癒
もう1つが、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)による自己治癒によるニキビ跡改善です。
これによって改善が期待できるニキビ跡は赤みを持ったニキビ跡と、茶色いニキビ跡のみです。改善とはいっても完全に0になるわけではありません。目立たなくなるぐらいだと認識しておきましょう。根本的にニキビ跡を何とか出来るのは基本的に医療機関だけです。
凸っと残ってしまったぷっくりニキビ跡や、凸凹になってしまったニキビ跡はほぼ自力での改善は出来ないと考えて下さい。
その理由は、ターンオーバーが出来ないほど皮膚の奥にまでダメージがいっている為です。
1つ目の医療機関へかかるのが改善策となります。
ちなみに私は、このターンオーバーの正常化でニキビの悩みを改善させました。
ニキビを根本から解決するターンオーバーを正しく正常化させた具体的な方法は「生活習慣の改善」と「スキンケアの見直し」だけです。ぜひ、記事の下のリンクからお読みいただければと思います。
どちらにしても時間はかかると心得る
ニキビ跡は医療機関に行くにせよ、ターンオーバーを正常化するにせよ今日やったから明日には治るという訳ではありません。長い時間がかかることを認識してください。
医療機関では最新の美容医療の力によって改善を見込めますが、それなりのコストがかかります。
それでも何度も施術をしなければならなかったり、施術後は様々な副作用に悩んだり、もしかすると人によっては納得いくまで改善するまでに何年もかかる可能性すらもあります。
ターンオーバーでの正常化も、きちんと正常化できるとしてどう短く見積もっても二ヶ月はかかります。それは、20代後半からの肌の生まれ変わりの周期が約45日だからです。
どちらにしても改善に時間はかかるものなんだと心得て頂ければと思います。
誤解を招きやすい表記
ここで、「ニキビ跡用化粧品」がニキビ跡に対して直接の効果がないにもかかわらず、誤解を招きやすい表記をしている件についてご紹介します。
読んでいただければなぜ直接効果がないのかをお分かりいただけると思います。
法律的に化粧品には使っていい表現と、使ってはいけない表現があります。
いかにも効果があるように認識させて購入させるうまい表現の仕方があるのです。そして多くのアフィリエイトを行っている方が法律的にやってはいけない表現で商品を紹介しています、これもなんとかならないものかとおもいますね。過去の私のように素直に悩んでいる人を混乱させるだけですから。
どういったことなのか見ていきましょう。
「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違い
医薬品と医薬部外品と化粧品の違いは以下の通りです。
「医薬品」とは 症状を治療、改善が出来るもの
「医薬部外品」とは、薬用効果によって症状を防ぐもの
「化粧品」とは、症状を予防する、隠す、美しく見せるもの
表記的に法律でこのような区分にする決まりがあります。
そう、基本的に医薬品でない限り「防ぐ、予防する」という事しか出来ないのです。
あたかもニキビ跡に効果のあるようなものでも化粧品である以上それを「防ぐ、予防する」という効果しか見込めません。
シミ、黒ずみに という表記
シミ、黒ずみに と書かれていると、いかにもシミと黒ずみが消えると思いそうなものですが、これも違います。
正確には、メラミンの生成を抑え、シミそばかすを防ぐだけです。
公式ページにはちゃんと※で注釈があります。使い続ける事で美白になる事はありません。
これも誤解を与えやすいですよね。
使い続けているのに美白効果がない!という方もいらっしゃると思いますが、ある意味当たり前の事なんです。
公式ページにはちゃんと、※で注釈してありますから「防ぐ」って。
これらの事から冒頭のニキビ跡が消える効果のある化粧品は存在しないという結論にたどり着くわけです。
最後に誤解しないでいただきたいのは、この商品を使って実際に改善させた人もいるという事です!
ただし、それはこれを使って自分の肌のターンオーバーが正常化した結果少しづつ改善していっただけにすぎないという事です。
ニキビ跡ケアで大切なのは、あなたにあったスキンケア用品選び
最終的に大切なのは、あなたにあったスキンケア用品を使い続ける事だと言えます。
自分に合った物を使ってターンオーバーを正常化させれば、ゆっくりとではありますが確実にニキビ跡を薄くしていくことが出来ます。(凸凹や凸っと出た物はお医者様へ)
オススメランキングが随所にありすぎてよくわからない
「ニキビ跡 化粧品」などで検索すると、男性にオススメのニキビ跡○○選やニキビ跡に効く○○ランキングなんてのがいっぱい出てきます。しかも商品の紹介数が多すぎて実際にどれを選んだらいいのか分からないのが現状だと思います。
そんな中で、オススメな選び方は実際に使っている人の声を参考にするです。
私のように、悩んだ挙句実際に使って効果があった人の声は信ぴょう性を感じませんか?
私のランキングの以外にも他サイト様で違う商品で実際に使って効果があった人は多いので色々なサイトのレビューを見てみると良いかもしれません。その人によってニキビに対する考え方も違いますしね。
ちなみに、私が実際に試して効果がなんとなく感じられたのが以下の2点です。
逆に一番信用ならないのが、他人の口コミであふれかえっていたり、いかにも自分で使ってなさそうなサイトですね。
商品がずらーーっと表記されてて「商品、特長、成分、成分の効果 だから効果があります」とか書いてあるところは、もっともらしいですが信ぴょう性が感じられない印象があります。ただのまとめ的な感じですね。
知りたいのは成分がどうとかではなく、実際に自分にも効果があるのか?ニキビ跡が消えるのか?という事だと思います。
最終的には、化粧品の成分でニキビ跡を消すことはできません。ただし、ターンオーバーの速度を速めてくれる成分が含まれている物は存在します。
ニキビ跡を消すのはあくまで自分の自己再生能力か医療機関の受診だけです。
まとめ
化粧品ではニキビ跡は消せません。ニキビ跡を消すのは「医療機関」と「ターンオーバー」の2つだけです。
本気で消したいと思うのであれば皮膚科や美容外科などの医療機関へ行くことを強くお勧めします。ただし、跡が消えても新しくできるニキビの対策にはならない。新しくニキビを作らない為に、日常の中でニキビ跡を薄くしていく為に日頃のケアは必要不可欠です。
誤解を受けやすい間違った情報に振り回されず、あなたに合ったスキンケアを見つけてみて下さいね!
あなたのニキビの悩みが解決する事を心から願っています
記事の真ん中で紹介したターンオーバーを正常化させる方法は下のリンクからどうぞ
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