「黒ニキビが、いつまでもそのままなんだよな……」
「炎症が起こって赤ニキビにはならないんだけど、黒いまま残ってるのはいやだな…」
そんな悩みを持っていませんでしょうか?
きちんとしたケアを続けて赤いニキビができなくなってきても、なんだか長い事悩まさせられる「黒ニキビ」。
たしかに赤よりは目立ちはしないのだけれど、このまま放っておいて炎症が起きても嫌ですよね。
黒ニキビのやっかいなところは、きちんとした洗顔や保湿を続けても一向に取れる気配がないことです。
「手で押し出してしまえ!」なんてお思いでしたら、結構危険かもしれませんよ。
下手したら押し出したものが別の場所に付着してそこから新しいニキビができてしまう可能性もあるからです。
今回は、私が実際に行っている黒ニキビ対策を紹介させていただきます。
なお、項目内に実際に私が使っている黒ニキビを押し出す専用の器具が出てくるのですが「推奨はしていません」なので何があっても自己責任でお願いします。
最初に言っておきます。
一番いいのは皮膚科などの医療機関に行って取り除いてもらう事です。これに勝る治療はありません。
それでも、ニキビを語る上で絶対に外せない項目がこの「黒ニキビ」なので私が行っている対処法をもとに紹介をさせていただきます。
目次
黒ニキビのできる原因
黒ニキビとは皮膚の表面にある角質が毛穴につまり角栓となったものが汚れや紫外線によって黒ずんでしまったものです。
中には分泌された黄色っぽい「皮脂」が詰まっています。
角栓がつまって「白ニキビ」に→角栓が紫外線や汚れ、外的刺激によって硬くなり自然と剥がれなくなった結果が黒ニキビなのです。
この黒ニキビ、実際かなりやっかいです。
なぜなら、きちんとした洗顔や保湿を続けていても「取れない」からです。
しかしながら、正しいスキンケアを行いつづければ「赤ニキビ」に発展することもありません。
小さいながら黒くポツっと残り続ける。それが黒ニキビなのです。
正しい黒ニキビ対策法
正しい黒ニキビの対策法は2つ。1つ目は皮膚科などの医療機関で処置してもらう事、2つ目は薬でなんとかする事です。
一番良いのは、医療機関にかかる事でしょう。まず間違いないです。
とはいえ、「自力でなんとかできないものか……」とお考えの方も多いと思います。私もその1人ですし。
そんなときにおすすめなのがビフナイトという薬です。
第3類医薬品でありながら、皮脂を柔らかくしてくれる「イオウ」という成分を配合しています。
夜寝る前に塗るだけです。寝ている間に治療をしてくれるそうです。
私は長い事、皮膚科に通っていたので、ニキビができなくなった今、また通うのが嫌なんですよね。
大体1回では終わらないじゃないですか、時間もったいないですし、あの頃の記憶がフラッシュバックしてくるのもすごく嫌で……
皮膚科が一番いいっていうのは理解できるんです。でもどうしても抵抗があって行けなくなってます……
そんなときの強い味方がこのビフナイトです。
ちなみに、ビフナイトに含まれている「イオウ」は肌を乾燥させてしまう成分なので、夜の保湿をしっかり行った後に患部にだけ塗るのが良いですよ!でないとほかの場所が乾燥でニキビができかねませんからね。
一つ残念なことは、「朝起きたら全部薬が落ちてる」という事でしょうか。寝がえりで枕などについてしまうんでしょうね。
私が行っている黒ニキビ処理方法
そんな今更皮膚科に行くことに抵抗がある私が行っている黒ニキビの処理方法は2つです。
①ビフナイトを一週間塗り続ける
②専用の器具で押し出す
1つずつ説明させていただきますね。
①ビフナイトを一週間塗り続ける
一つ目が、先ほど紹介させていただいたビフナイトを塗って寝るのを一週間続けることです。
夜の洗顔、保湿後に黒ニキビにだけ塗れるように綿棒でコンモリと薬を置いてくるイメージで塗布します。
まず、2,3日では効果はみこめません。まずは一週間続けます。
それで黒ニキビがなくなれば解決!翌朝の洗顔時は、しっかり保湿をしてくださいね。
②専用の器具で押し出す
ビフナイトを一週間使っても駄目だった場合、私は最終手段的に専用の器具で押し出しています。
記事冒頭でも説明させていただいていますが、決して推奨はしません。なぜなら余計な二次被害の可能性があるからです。
押し出すのは皮膚科の方が絶対に良いです。
ココからは参考までに読んでいただければと思います。真似していただくのも自己責任でお願いいたします。
私の使っている器具はコチラの器具です。
角栓をとる器具はいろいろあったのですが、ごちゃっとしたのが嫌だったのと一番簡単そうという理由でこれを使っています。
穴の開いたペン先を黒ニキビに当ててグリグリするだけでヌルっと黒ニキビと皮脂が出てきます。
出てきた直後は黒ニキビのあった多少毛穴は広がりますが 、その後に肌に優しい洗顔料での大量の泡での撫でるような優しい洗顔と、きちんとした保湿成分をしっかりふくんだ保湿化粧品で保湿してやることで翌日にはほかの毛穴と同じようになってます。
ただ、やった直後はその部位だけかなり赤くなるので心配になるかと思いますけどね。
今のところ、これをやったからほかのところにニキビができたとか、黒ニキビのあった毛穴が悪化したとかの二次被害はありません。
これはあくまで最終手段として行っています。そして決して推奨はしません。私が勝手にやっていることなのでその辺をご理解いただければと思います。
なぜ、推奨しないのに書いたのかが気になるところかと思います。
それはズバリ「いくら調べても具体的なセルフケアでの対策が見つからなかったから」です。
調べて出てくるのは「きちんとしたスキンケアをしましょう」や「皮膚科に行きましょう」といったありきたりの内容ばかり。
「きちんとしたスキンケアなんて、ずっと続けているよ!」
「ちゃんとセラミドとかを配合しているもので保湿をつづけているよ!」
なんて思っている人も多いかと思い、あえて私の対策法を書かせていただいたのです。
この器具はこんな感じです。
指で押し出す、潰すのは絶対にやめたほうが良い!
指で押し出すのは絶対にやめましょう。
理由は2点あります。1点目が肌に余計な負担をかけるから、2点目が手や爪に細菌が付くからです。
1点目についてはそのままですね。黒ニキビを押し出すのってかなりの力がいるんです。爪でグッと挟んでいってもなかなか出てきません。
するとやけになってさらに力が入る。その周辺は爪の強い力で擦られて傷だらけで真っ赤になります。下手したらその赤みが何日も引かない可能性もあります。
2点目は押し出した際に手や爪に細菌が付くからです。その手で無意識に顔の他の場所を触ったりすると、それが原因で新しいニキビができてしまう可能性もあります。
爪でやるぐらいなら、先ほどの器具でやった方が100倍マシです。
手で黒ニキビを押し出す。潰すのは絶対やめましょう
鼻の黒ニキビに角質とりシートはNG
鼻の黒ニキビ、俗にいう「イチゴ鼻」というやつですね。
よく、鼻の角質を取るシートが売っていますが、あればやめておいたほうが良いです。
その時は、いいですが確実に毛穴が広がります。
毛穴が広がると、その毛穴に古い角質が詰まり角栓になって、さらに粒の大きいイチゴ鼻になりかねません。
鼻こそ、正しいスキンケアをひたすらに続けることをオススメします。
そもそも、角栓は誰でも詰まるんです。
そして正しい洗顔、きちんとした保湿をはじめとした「正しいスキンケア」を継続すれば詰まった角栓は自然と取れるんです。
わかりやすく言えば、白ニキビになる前にぽろっと取れるイメージですね。いくら美肌の人でも角栓はつまります。
それでもイチゴ鼻に見えないのは、ターンオーバーが正常で黒くなる前に角栓が取れるため、いつも角栓が白色の状態だからです。
逆に言えばイチゴ鼻になっている人はその角栓が自然に取れない状態になっている可能性が高いです。
いわゆるはだの生まれ変わりの機能である「ターンオーバー」が正常化していないという事ですね。
ゆえに、その角栓がいつまでも毛穴に詰まって汚れと紫外線で黒くなりイチゴ鼻になります。
とはいえ、先ほども説明した通り角質取りシートはオススメしません。
正しいスキンケアを続けて、ターンオーバーを正常化させてゆっくりじっくり改善していきましょう。
まとめ
今回は、どうしていいのかわからない「黒ニキビ」について解説させていただきました。
一番良いのは皮膚科などの医療機関に行く事です。これは間違いありません。正しく綺麗に取り除いてくれるでしょう。
しかしながら、私のように皮膚科に行くことに抵抗があったり、そもそも時間が取れなくて行けなかったり、セルフケアでなんとかしたい方もいらっしゃるかと思います。
セルフケアの場合も、まずはビフナイトを一週間試してみてください。
それでもダメな場合は推奨はしませんが、私は専用の器具で押し出しています。もし押し出した後は、優しい洗顔、しっかりとした保湿を行ってください。
手で押し出すのは絶対にNGです。余計な被害が広がる可能性が高いです。
また、鼻の角栓取りシートも私的にはオススメしません。私の同僚が事あるごとに角質取りシートを使い続けた結果、かなりのイチゴ鼻の状態になっているからです。
なんにしても、正しいスキンケアときちんとした保湿ケアは必須項目ですよ!
あなたの黒ニキビの悩みが1日でも早く解決することを願っています。
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