「ニキビの改善には「生活習慣の改善」が必要だと分かってはいるけれど、具体的に何をすればいいのか分からない。」
「今の生活の何がニキビの原因なのかがそもそも分からない。」
生活習慣の改善が必要だと言われているけれど、具体的に何が悪くて、何をすればいいのか分からない!そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
確かに、「生活習慣を改善しろ!」だなんていわれても、具体的に何をしたらいいのか分からなければ、改善のしようもないですよね。
この記事では、ニキビの改善に必要不可欠な「生活習慣の改善」について私の実体験の事例も含めて超具体的に紹介していきます。
スキンケアを変えるのももちろん大切ではあるけれど、それだけでは根本的にニキビの改善は難しいというのが私の考えです。
スキンケアの見直しと共に、生活習慣の見直しと改善を行いニキビの悩みを解決していきましょう。
生活習慣の改善とは
このサイトで取り上げている「生活習慣の改善」とは以下の5つの事を言います。
- 睡眠時間の確保、最低6時間。早く眠れる日は早く眠る。
- 食生活の改善。外食もお弁当も「和食」っぽい物を食べる。
- ストレスをちゃんと発散できる環境を作る。
- 禁煙をする。
- 禁酒をする。(できるだけ控える)
私が実際に実行したのもこの5つだけです。
ちなみに、このサイトでいうところのニキビの改善とは、「新しくニキビを作らず、ニキビ跡を目立たないほどに薄くしていく事」としています。
これを実行しないとニキビができてしまう理由、ニキビ跡がなかなか消えない理由も含めて、1つずつ説明させていただきますね。
睡眠時間の確保 最低6時間睡眠
1つ目は睡眠時間の確保です。最低でも6時間は眠れるように努力しました。
私がニキビに悩んでいたときは、俗にいう「ブラック企業」というものに務めており、毎日帰宅が日付が変わるかどうかという生活をしていました。
帰宅後、夕食、シャワー後、ネットやゲームで遊んでから午前2時~3時頃に就寝。朝の7時ぐらいに起きるという生活を繰り返していました。
私はそのネットとゲームの時間を削り、ニキビの改善の為に睡眠時間に当てるようにしました。
睡眠不足は、ニキビの原因の1つです。
睡眠不足によるストレスが、男性ホルモンを過剰に分泌させます。その結果、ニキビの原因である「皮脂の過剰分泌」が起こります。
イライラすると顔がアブラギッシュになった経験はありませんか?それが男性ホルモンによる皮脂の過剰分泌によるものなのです。
新しいニキビができ続ければ、ニキビ跡が消えるどころか次々と新しいニキビ跡が量産されます。
睡眠時間を確保したことで
- 朝、スッパリスッキリ起きられるようになった。
- 仕事中、何ともいえない倦怠感に襲われなくなった。
- 仕事のパフォーマンスが上がった。
という嬉しい恩恵もありました。
特に、私は接客業で常に気を張っていなければいけない状況だったので、仕事の1日の後半はなんともいえない謎の倦怠感に襲われることが多かったのですが、それが無くなった事で仕事のパフォーマンスがかなり上がりましたね。
不用意にイライラしなくなったような気もします。
普通であれば、趣味の時間を削るなど、いきなり生活を変えるのは難しいと思います。
ですが、私には「魔法使いになりたくない」という何よりも強い動機があったため、何としても出来るだけ早くニキビ顔から脱却したかったのです。
(私の周りの中で彼女いない歴=年齢=童貞だったのは私だけでした……)
ちなみに、ただ長時間眠ればよいというものでもありません。
当時の私は、休日があまり取れなかったため休日のたびに「寝溜め」をする生活を送っていました。
しかしながら、この睡眠にはニキビ改善の為に何の意味もありません。
ニキビ改善に必要なのは「良質な睡眠」なのです。
具体的には「22:00~2:00」の間に眠ることです。この4時間は「シンデレラタイム」と呼ばれ肌のターンオーバーが1日の中で最も活性化する時間なのです。
要は、睡眠時間を確保するために、夜更かしなどをせずに規則正しい生活をしましょう。という事です。
これが1つ目の睡眠時間の確保です。
最初はなかなか寝付けず辛いと思いますが、習慣にしてしまえば大したことありませんよ!
食生活の改善 和食っぽい食生活とサプリ
2つ目は食生活の改善です。
基本的にヘルシーな和食っぽい食生活に少しづつ変えていきました。
ざっくり説明すると大盛をやめ、揚げ物をやめ、肉よりは魚を選ぶという事です。
同時にビタミンのサプリメントも飲み始めました。ちなみに今でも習慣になっているため飲み続けています。
当時は独身の一人暮らしでしたので、食生活はほぼ毎食外食かコンビニ、スーパーのお弁当でした。
男であれば、毎食お腹いっぱい食べたいですよね。基本的に大盛という感じで。
油っこい物も大好きで、基本的に食事の中のどれかには揚げ物が入っているような食生活でした。
しかしながら、炭水化物の糖質と油っこいものの脂質の過剰摂取はニキビの原因である「皮脂」を過剰に分泌させる原因の1つなのです。
今思うと、炭水化物の大盛注文と、油っこいものばかりの食生活。どう考えてもニキビの原因を自分で作り出していたとしか思えません。
皮脂が過剰に分泌されると、肌の表面の角層が固くなり、ニキビが出来るだけでなくニキビ跡も薄くなっていきません。
私は、友人のアドバイスを基に大盛の注文を止め「どちらかというと和食っぽい物」を選択して食べるようにしました。
というのも仕事が忙しすぎて自炊などはほぼ不可能で、毎食外食という生活はどうしても変えられなかったため、外食やお弁当の中でも「どちらかというと和食っぽい物、肉っぽい物よりも魚っぽい物」を選んで食べるようにしたという事です。
これだけでもだいぶ肌のコンディションが良くなった記憶があります。
また、同時に市販のビタミンのサプリメントも飲むようになりました。もしかすると肌のコンディションを良くしたのはビタミンサプリメントのおかげかもしれません。
何にしても、「人の体は食べたもので出来ている」事は間違いない事を実感しました。
これが2つ目の「食生活の改善」です。
ストレスを発散できる場所をつくった
3つ目は「ストレスを発散できる環境をつくった」という事です。
具体的には、休日を丸一日趣味の時間に費やし、思いっきり羽を伸ばすということですね。
私は友人の勧めで「一人カラオケ」に行くようにしました。当時は友達もほとんどいなかったですからね。
当時の私の職場は、月に休日は3日、運が良くても4日(半休込み)しか休みがとれなかったため「休日は寝て終わる」というのが当たり前の状態でした。
それでも25歳で管理職に就く前までは、最低でも6日は休日がとれていたので趣味も楽しめていたのですが、管理職になってから環境が一変しました。
任される仕事も増え、休日の呼び出しはあたりまえ。その結果、趣味だったものに時間を費やせなくなり、何が面白いのか分からなくなっていきました。
そう、趣味を失っていったのです。寝ているときが一番幸せみたいな状態になってました。
すると、ただただ仕事の事しか考えられない日々の連続になるのですよ。
中間管理職の特性上、上司と部下からの板挟みに合いながらも売り上げのノルマにも苦しめられ……
胃薬のガスター10も効かないほど胃を痛めながら毎日イライラする生活を送っていました。
そんなストレス過多の状態に陥ると、肌のコンディションも悪化します。
ストレスが男性ホルモンを過剰に分泌させた結果、ニキビの原因である皮脂が大量に分泌されるのです。
ちなみに、「ニキビの原因」について調べると、その答えのほとんどが女性に向けた物だったりしますよね。その中で出てくるニキビの原因「ホルモンバランスの乱れ」は、男性ホルモンが分泌される事によるホルモンバランスの乱れなのです。女性でも男性ホルモンは分泌されるんですよ。
それだけ、ストレス過多による男性ホルモンの過剰分泌はニキビと直結しやすいと覚えておいて欲しいです。
私は、趣味を完全に失っており何が楽しいのか分からない状態でした。
そんな中で友人のアドバイスの元始めたのが「一人カラオケ」通称「ヒトカラ」です。
やった事がある人であればわかると思うのですが、何とも言えない開放感があるんですよ。
2、3時間自分だけで歌いっぱなし、周りの空気を読む必要無し、サビだけで終わらせても良し、採点とか入れてもよし、バックミュージックをBGMにご飯を食べても良し、なんでもありなんです。
特に歌いっぱなしの爽快感ったらないですよ。
わずか数時間でかなりのスッキリ感を味わえます。
行ったことのない方は、最初は抵抗があると思います。特に「受付のお姉ちゃんにどう思われているのだろうか?」とか考えると躊躇してしまう気持ちもわかります。私も最初はそうでした。
でもね、思いのほか多いみたいですよ「ヒトカラ」をする人。
いざ行ってみると、何のことなく事務的な処理ののちに部屋を案内されます。
2回目からは「どう思われているのだろうか?」なんて全く気にならなくなりますよ。
当時は、ストレスの発散だけでなく、睡眠時間確保、食生活改善、禁煙、禁酒、スキンケアの見直しを同時に行っていました。なので直接ストレスの発散だけがニキビ改善のポイントとは言えないのですが、間違いなく肌のコンディションは良くなっていきました。
ニキビはできなくなり、ニキビ跡は徐々に薄くなっていきましたよ。
ここまではあくまで私の例です。私のように趣味を失っている方にオススメです!
あなたにも、何か趣味があればそれに丸1日を費やしてみて下さい。
せっかくのストレス発散のチャンス!寝て終わる1日にするなんてもったいなさ過ぎます。
慣れるまでは多少の罪悪感と時間のもったいなさを感じるかもしれませんが、ニキビの為と思って思いっきり羽を伸ばしてみてくださいね!
これが3つ目のストレスを発散できる環境をつくるという事です。
禁煙
4つ目は禁煙です。
当時は1日1箱は吸っていました。
別に吸いたくて吸っているわけではなく、同僚のお付き合いで喫煙室に入ったり、イラっとしたときについ吸ってしまったりしてしまう程度でした。
とはいえ、今考えると1日1箱は吸いすぎだったような気もします。
これをピッタリやめようと決意し、まず手持ちのタバコとライターを捨てました。
不思議と、私はピタッとやめられたので幸運だったのかもしれません。
ニコチンを体がそこまで求めてなかったのですかね。
それ以来、吸おうとも思いませんし、タバコを買おうとも思えません。
禁煙してから、どんどん肌荒れが良くなっていった記憶があります。
きっとあなたも禁煙して一ヶ月も経つと驚くとおもいますよ。こんなにも違うものかと。
ちなみに、喫煙は体内のビタミンCを大量に失います。正確にはニコチン、タール等の毒素を体内で分解する際に、ビタミンCが大量に消費されるのです。
ビタミンCは、肌の再生を助けるとても大切な成分。独身の一人暮らしの食生活ではまず満足な量を摂取できていません。
にも拘わらず、喫煙によって更に大量にビタミンを失うのですから、肌荒れは避けられませんよね。
喫煙はニキビにとっても健康にとっても、「百害あって一利なし」です。
とはいえ、すぐにやめられない人も多いでしょう。ニコチン中毒になっている方などは特にそうですね。
「やめろと言われてやめられたら、そんな簡単なことは無いよ」なんて意見が飛んできそうです。
そんな方は、まず禁煙できる環境を整えてみて下さい。
たとえば、禁煙外来に通ってみるとか、タバコを吸う人の近くに行かないとか、完全禁煙の店にしか入らないとか。ですね。
人の意思は弱いので、一度決意してもなかなか変わるのは難しいです。
そんな時は、環境を変えるしかないのです。ようは他力を上手く使うという事ですね。
禁煙をすると、みるみるうちに肌が健康になっていくのを実感できるはずです。
タバコをやめる環境を整え、本格的なニキビ改善の為に禁煙を目指してみましょう。
禁酒
5つ目は、禁酒です。
仕事上の付き合いで、完全にお酒を断るのが難しい場合は極力量を減らせるように工夫してみて下さい。
私は、元々お酒が好きなのもあり、毎回お付き合いでベロベロになるまで飲みまくってしまう方だったので禁煙よりも苦労しました。
別にアル中という訳ではないのですが、みんなが飲んでると飲みたくなってしまうんですよね。
そして翌朝、鏡をみると新しいニキビがプツプツと……
「これじゃ何も変わらない!」と魔法使いになりたくない一心で、できるだけお酒を飲まないようにしました。
具体的には、飲み会に誘われても出来るだけ断る、家飲みはしない、そもそもお酒がある場所に行かない。
この3点ですかね。目の前にあると飲みたくなってしまいますから。
仕事の付き合い上、どうしてもというときは、ウーロンハイに見せかけたウーロン茶を飲んだり、ウィスキ―のロックをチビチビ飲んでいるふりをしたりしてなんとかやり過ごすこともありました。
ちなみに、アルコールの摂取は肌を健康に保つためのビタミンB群を失います。正確には、アルコールという毒素を体内で分解する際にビタミンB群が大量に使われてしまうのです。
ビタミンCと同様、ビタミンB群も肌のコンディションを左右する大切な栄養素です。独身の一人暮らしであれば食生活だけで十分な量を摂取するのは不可能でしょう。
にもかかわらず、飲酒で貴重なビタミンB群を失っているのです。
禁煙ほどでは無いですが、禁酒でも肌のコンディションは確実に回復しますよ。
少なくともニキビが完全にできなくなるまでは、お酒は避けたほうが良いです。
まとめ
今回は、ニキビ改善のための「生活習慣の改善」について解説させていただきました。
- 睡眠時間の確保
- 食生活の改善
- ストレスの発散
- 禁煙
- 禁酒
たったこの5項目だけです。
逆に言えばこの5項目ができていないと、ニキビはでき続けますし、ニキビ跡は薄くなっていきません。ニキビができ続ける限り、新しいニキビ跡が量産される事になります。
是非、参考にしていただいてニキビの改善に役立てていただければと思います。
ニキビ改善のポイントは2つ
生活習慣の改善 と スキンケアの見直し
です。
どちらができていなくてもニキビの原因になりかねません。
この項目では生活習慣の改善を取り上げましたが、合わせてスキンケアの見直しも合わせて読んでみて欲しいです。
あなたのニキビの悩みが1日でも早く解決する事を願っています。
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